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小澤征爾さん国内で本格復帰 ♪ 『小澤国際室内楽アカデミー奥志賀』設立記念演奏会   奥志賀高原 森の音楽堂(2011.7.28) [音楽]

佐久の山荘を朝早く出て、10時前に奥志賀へ着きました。
家内と毎年来ている 森の音楽堂「小澤征爾と森のオーケストラ」が、今年新たに『小澤国際室内楽アカデミー奥志賀』として再出発。今回は設立記念演奏会です


IMGP5704blg.jpg














奥志賀高原「森の音楽堂」15時開場。
小澤征爾さんが約11カ月ぶりに国内での指揮活動再開ということもあって満員です。
元気に登場する小澤さんの姿を見て、会場のファンは大喜び。
最初の演奏は、東日本大震災で失われた多くの命のために祈りを込めて「G線上のアリア」。曲が終わった後、小澤さんとともに全員で黙祷を捧げました。

J.S.バッハ : G線上のアリア                            (小澤さん指揮)   
ベートーベン : 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18-6
ドヴュッシー : 弦楽四重奏曲 ト短調 作品10
   -休憩- 

モーツァルト : ディヴェルティメント ニ長調 K.136                             (小澤さん指揮)
チャイコフスキー : 弦楽セレナード ハ長調 作品48          (小澤さん指揮)
     

小澤さんは、体重も戻られたようでお元気そう。小澤征爾完全復帰を示す素晴らしい指揮でした。
若手演奏家たちをDSC06003s.jpg力強く引っ張って一丸となった演奏に、会場全体が堪能していました。


DSC06013n.jpg

そして、小澤征爾さんの弟さんの小澤
幹雄さんと、今年もお会いできました。
私たち夫婦は幹雄さんのファンなので、毎年、お会いできるのを楽しみにして
います。
宿泊も「Bersaroomsを気に入って下
さったようで、今年も一緒だそうです。
明日の朝食も楽しみ!



奥志賀高原 Bersarooms [音楽]

IMGP4071blg.jpg昨日の「森の音楽堂」で小澤さIMGP4084blgx.jpgん復帰の感激の後、すぐ近くのペンション「Bersarooms」(ベルサルームズ) に泊りました。 ヨーロッパの山岳リゾートにあるような洒落たホテルの雰囲気が好きで、毎年ここにお世話になっています。
インテリアも、窓から見える山の景色も、すごく快適です。綺麗で美味しい創作料理もレベルが高くて、毎回感心しながらお食事を楽しんでいます。

朝起きて部屋から出たらびっくり。何と小澤征爾さんの弟さんの小澤幹雄さんが、私たちと同じこの
DSC05186blg_NEW.jpgホテルに泊っていたのです。
私たち夫婦は幹雄さんのファンなので、毎年、森の音楽堂で並んでいるときに少しでもお話しできるのが楽しみになっています。でも昨日は天気も悪く、機会がなかったのです。
ところが今朝、一緒のホテルのお隣のテーブルで、朝食を食べながら ゆっくりお話しができたので、大変嬉しかったです。
幹雄さんもこの
「Bersarooms」を気に入ってくれたようですので、来年もここに泊ってくれるかも知れません。
                    
DSC05188blg.jpg
  私のお気に入り            [家]
Bersarooms

ベルサルームズ


感激! 小澤征爾さん復帰 ♪   『小澤征爾と森のオーケストラ』            奥志賀高原 森の音楽堂(2010.8.3) [音楽]

奥志賀高原ホテル 「森の音楽堂」今朝、佐久の山荘から移動し、昼前に奥志賀へ着きました。
奥志賀高原ホテル「森の音楽堂」で毎年恒例となっている
『小澤征爾と森のオーケストラ』 を聴くためです。
この演奏会は「若い人のための室内楽勉強会」として開催されています。
家内と一緒に毎年必ず来ているのですが、今年はいつもと事情が違います。 小澤征爾さんが病気から復帰、初めて演奏会での指揮をするからです。


全席自由席のため会場前で並んで待って、夕方3時開場。収容人数400人の会場は満席です。
指導を受けた若手音楽家たちによる弦楽四重奏が7組。何れも若々しい爽やかな演奏でした。
そのあと、いよいよ小澤さん登場。若手演奏家による弦楽オーケストラを小澤征爾さんが指揮しました。
  モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K.136
病後のため痩せてはいましたが、元気な指揮ぶりでした。
会場一杯の小澤ファンは嬉しくて拍手が鳴り止みません。
 (アンコール曲) チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品
48
指揮に力がこもってきて、若手の演奏が一つに集結し迫って来るようでした。
終わって小澤さんのお話。いつものようにユーモアを交え元気な声で語りかけてくれました。写真下

世界の小澤の健在ぶりを目の前で見ることができたのは何と幸せなことでしょう。

観客に語りかける小澤征爾さん




 本番前の熱気溢れるリハーサル風景

本番直前、リハーサルも熱気があふれていました!


日本フィルハーモニー交響楽団 第60回さいたま定期演奏会          (大宮ソニックシティ 2010.7.2) [音楽]

指揮:広上淳一 ピアノ:辻井伸行 管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

ブラームス/大学祝典序曲作品80
モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番《戴冠式》
ベートーヴェン/交響曲第8番作品93
(アンコール曲) 
アンダーソン/ブルータンゴ
楽譜も指揮も見えないで協奏曲のピアノを弾くのを最前列で見て、これは凄いことだと実感した。

ブダペスト祝祭管弦楽団 (大宮ソニックシティホール 2010.6.23)     [音楽]

ソニック100623.jpg指揮: イヴァン・フィッシャー   ヴァイオリン: 神尾真由子
管弦楽: ブダペスト祝祭管弦楽団
ロッシーニ: 歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
(アンコール曲) パガニーニ:24の奇想曲より第13曲
シューベルト: 交響曲第8番「ザ・グレイト」
(アンコール曲) ブラームス:ハンガリー舞曲 第10番
2007年チャイコフスキー国際コンクール覇者「神尾真由子」さんも
良かったが、イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団は、
やはり中欧の味わいが感じられ堪能できた。
さすがに会場の拍手は鳴り止まず、アンコールにハンガリー舞曲が出たのも嬉しかった。

さて、明日は早起きして東信州へ移動です
。 笹ゆりは咲いてるかな? 野薔薇はどうだろう?


日本フィルハーモニー交響楽団 第59回さいたま定期演奏会          (大宮ソニックシティ 2010.5.14) [音楽]

指揮:渡邊一正 ヴァイオリン:川井郁子 管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
カルデル:ポル・ウナ・カベーサ
川井郁子:オーロラ
川井郁子:ミスティ・フォレスト
モンティ:チャルダッシュ
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
(アンコール曲)
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より ポロネーズ

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日本フィルハーモニー交響楽団 第58回さいたま定期演奏会          (大宮ソニックシティ 2010.3.26) [音楽]

指揮:小林研一郎 ギター:村治佳織 管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

ビゼー/「カルメン」組曲より 第1幕への前奏曲、第3幕への間奏曲
ロドリーゴ/アランフェス協奏曲
(アンコール曲) タレガ/アルハンブラの想い出
(アンコール曲) ドヴォルザーク/ユーモレスク
ビゼー/「アルルの女」第1、2組曲

小林さんはいつも力一杯の指揮で、今日も私たちを堪能させてくれました。

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ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(サントリーホール 2010.3.4) [音楽]

pro_stock.jpg諏訪内さんのヴァイオリン演奏には何時も感心させられてしまう。
指揮者:サカリ・オラモ
管弦楽:ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:諏訪内晶子
ブルッフ    ヴァイオリン協奏曲 第1番ト短調 作品26
(アンコール曲) J.S.バッハ/無伴奏ソナタ 第3番 ハ長調 ラルゴ
マーラー   交響曲 第1番 ニ長調 《巨人》
(アンコール曲) シューベルト:劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」
         より 
バレエ音楽第2番
(アンコール曲) 滝廉太郎 花


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オペラ彩 第26回定期公演「仮面舞踏会」                  (和光市サンアゼリア大ホール 2010.1.23) [音楽]

横浜でNPOの定例会があったので、終わってから大慌てで電車に飛び乗り和光市まで移動。
和光市の駅でクマちゃんとさゆりちゃんと私の家内と待ち合わせ、揃ってサンアゼリア大ホールへ。
オペラ彩₋仮面舞踏会.jpg
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 「仮面舞踏会」全3幕
指揮:佐藤正浩 演出:直井研二 総合プロデューサー:和田タカ子
合唱:オペラ彩合唱団 管弦楽:Orchestre“Les Champs-Lyrics”

このオペラに我らのWooちゃんが出たのです。だからみんなで応援に来たのです。
Wooちゃんはオペラ好きですが自分で出るのは初めてのこと。ずっと練習に通っていた様ですがいよいよ今日が本番。
皆でドキドキしながら開演を待ちましたが、出てきたら結構堂々として目だっていて立派なものでした。


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日本フィルハーモニー交響楽団 さいたま定期演奏会(大宮ソニックシティ 2010.1.8) [音楽]

今年最初に聴く演奏会は地元大宮のソニックシティ。小林研一郎さんの指揮です。
指揮/小林研一郎 フルート/高木綾子 ハープ/吉野直子  日本フィルハーモニー交響楽団
・J.シュトラウスⅡ/「こうもり」序曲
・モーツアルト/フルートとハープのための協奏曲 
・ドヴォルザ―ク/交響曲第9番「新世界より」
小林研一郎さんは、ブダペストに行ったときに初めて名前を知って以来のファンです。中欧で活躍されていて「プラハの春」音楽祭の指揮までしたコバケンさんを正月から聴けるのだから嬉しい。今日は日本フィルにとっても今年最初の演奏会だそうです。会場も超満員。
こうもりから始まってどれも良かったけれど、とくにドヴォルザ―ク9番
はさすが小林研一郎さんという感じ。アンコールはユーモレスク。
ゆっくり楽しませて戴いて、今年も良い年になりそうです。


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宮城敬雄さん指揮 レニングラード国立歌劇場管弦楽団                (東京オペラシティコンサートホール 09.12.20) [音楽]

宮城敬雄(指揮)、カトリーヌ・マヌーキアン(Vn)、レニングラード国立歌劇場管弦楽団
ボロディン:ダッタン人の踊り
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」
宮城敬雄さんの指揮をぜひまた聴きたいと思っていたのですが、やっと今日来ることができました。宮城さんがこれまでに指揮した記録をみると私の好きな曲ばかり、今日もそうです。
管弦楽は、10日ほど前のオペラの時と同じレニングラード国立歌劇場管弦楽団ですが、今日は指揮と演奏に集中して楽しみました。

宮城さんの指揮を初めて見たのは、4年前の大賀ホールでした('05.9.15)。
その時は、あの懐かしきザグレブから来たザグレブフィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴きに行ったのですが、指揮をされたのが宮城さんでした。モルダウ、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ブラームス:交響曲第2番といった好きな曲ばかり。演奏終了後、外で少しお話することができたのですが、50歳から指揮を始めたと伺ってびっくり。音楽に対する愛着が強く印象に残りました。
その宮城さんの経営されている高輪プリンツヒエンガルテンへは昨年   Rotenburgのクリスマスショップ                      
Rotenburg.JPG12月に行ってみました。店内に入るとローテンブルグのクリスマスショップにそっくり、嬉しくなってクリスマスグッズを買い物しました。
お店の人に聞いてみたら、やっぱりローテンブルクのクリスマスショップをベースに作られたそうです。家内も大喜びでした。
そんなわけで、宮城さんの指揮をぜひまた聴きたいと思っていたのですが、やっと今日聴くことができました。今日も好きな曲ばかりでした。


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レニングラード国立歌劇場オペラ 「エフゲニー・オネーギン」                   (09.12.11/オーチャードホール) [音楽]

チャイコフスキー: 歌劇「エフゲニー・オネーギン」  全3幕7場 ~叙情的情景~オネーギン.jpg
ぺテル・フェラネツ指揮 レニングラード国立歌劇場管弦楽団、合唱団、
レニングラード国立歌劇場バレエ

ロシアの文豪プーシキンの小説を題材としたオペラ。
サンクトペテルブルクで160年以上の歴史を誇るレニングラード国立歌劇場オペラ(ムソルグスキー記念・ミハイロフスキー劇場)ということで楽しみにしていたが、期待通り良かった。

チャイコフスキーのオペラといえば「スペードの女王」と「エフゲニー・オネーギン」が代表作だが、一昨年のサイトウ・キネン・フェスティバルで観た「スペードの女王」も忘れられません。


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イングリット・フジコ・ヘミング & アンサンブル・ベルリン             (東京オペラシティコンサートホール 09.12.3) [音楽]

ピアノ: イングリット・フジコ・ヘミング
アンサンブル・ベルリン
 モーツァルト: ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 KV.467(室内楽版)
 パスクッリ: 「椿姫」の楽しい思い出(オーボエと弦楽合奏のための)
 アンコール曲…ショパン「ノクターン」、リスト「ラ・カンパネラ」、ベートーベン「テンペスト」
フジコ・ヘミングのピアノは今まで特によく聴いたことがなく、今回は初めて生で聴く機会を持ったのですが・・・・・
ピアノ協奏曲が始まってフジコ・ヘミングのピアノの音が響いた瞬間、その演奏に完璧に引きずり込まれてしまいました。自分が今まで食わず嫌いだったことに気付きました。アンコールのソロ演奏は溜息が出るほどで、これほどの素直な優しさを持ったピアノを弾く人とは知りませんでした。


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チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団 (さいたま市文化センター 09.11.17) [音楽]

指揮者:レオシュ・スワロフスキー
管弦楽:ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
・スメタナ 交響詩「モルダウ」
・ドヴォルザーク 交響曲第8番
・ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
さすがに本場ものです。チェコに来ているかのような気分に浸れて、演奏は素晴らしかったです。
大好きな曲ばかりで堪能した後、アンコールは期待どおりにスラブ舞曲。これも良かった。
しかし、会場を振り返ってみたら空席ばかり多くて、気持ちを込めて演奏しているブルノフィルの方々が気の毒でした。こんな状態で何の手も打てずに開催するというのは無能で情けない。


プラハ国立歌劇場 アイーダ (大宮ソニックシティホール 09.10.24) [音楽]

3289386今日は、ヨットのウーちゃんとShiraちゃんと私と家内の4人で、大宮でオペラ鑑賞です。
ヴェルディ  『アイーダ』

指揮:ジョルジョ・クローチ

演出:マッシモ・ガスパロン
出演:ミシェル・クライダー(アイーダ役) 他

プラハ国立歌劇場管弦楽団/合唱団/バレエ団

アイーダ役のミシェル・クライダーは美しい声も出すし凄い迫力で会場いっぱいに響き渡るし、確かに素晴らしいソプラノでした。ラダメスもアムネリスもアモナズロも皆良かったし、オーケストラも綺麗な音で歌唱と合って心地よかったし、バレーも効果的に雰囲気を高めていて、4人とも充分に堪能しました。
オペラに酔った後、4人でお酒にまた酔って、気持ちの良い夕べでした。

私と家内がオペラを始めて観たのがこのアイーダでした。以前旅行で行ったスロバキアのコシツェ歌劇場で観た想い出のオペラが『アイーダ』なのです。そして今回はチェコのプラハ歌劇場から来た『アイーダ』を大宮で観れたのも嬉しい。チェコもスロバキアも好きな国なので楽しみでしたが、期待以上に良かったです。


ウィーンの森 バーデン劇場                                       歌劇 ドン・ジョバンニ(川口リリアホール 09.10.4) [音楽]

家から近い川口でオペラがあるので行ってきました。
モーツァルト  『ドン・ジョヴァンニ』 Don Giovanni KV527
指揮/クリスティアン・ポォラァック
・モーツアルティアーデ管弦楽団 ・バーデン劇場合唱団

東京都交響楽団 定期演奏会(東京文化会館 09.9.30) [音楽]

アンドリュー・リットン指揮/東京都交響楽団
ピアノ パウル・パドゥラ₋スコダ 
・ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽「カルタ遊び」
・ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
(1945年版)
スコダさんは今年82歳を迎えるというのに世界中で演奏活動を続けている巨匠。ステージ上での動きも年寄りらしくなく全くお元気でした。
今日の
モーツァルトの協奏曲は自作のカデンツァでの演奏。
オーケストラが演奏している間も自分の鍵盤を指で追いながら、味のある音楽を聴かせてくれました。リットン指揮の都響の演奏が丁寧にピアノを引き立てていて心地よかったです。
スコダ全盛期はもっと良かったのだろうと思いますが、この巨匠の演奏を聴けたのは満足です。
まるで、ウィーンの香り漂う音をここに運んできてくれたような、そんな演奏会でした。


サマーフェスティバル 三大協奏曲のしらべ(サントリーホール 09.8.17) [音楽]

指揮/高関 健 読売日本交響楽団
ヴァイオリン:エリック・シューマン、チェロ:マーク・シューマン、ピアノ:イリーナ・メジューエワ

メンデルスゾーン    ヴァイオリン協奏曲  ホ短調 作品64
ドヴォルザ―ク    チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
チャイコフスキー    ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
先日小澤さんの特別に気合いが入った指揮に感激したばかりだったので、今日はちょっと軽く感じてしまいました[ふらふら] が、マーク・シューマンのチェロは澄んだ綺麗な音だったし、コンチェルトを3つも聴けたのは良かった。

  


奥志賀高原 森の音楽会~小澤征爾と森のオーケストラ~ [音楽]

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朝、佐久を出て奥志賀へ向かいました。4年ほど前から毎年この時期に奥志賀へ行っています。
奥志賀高原ホテルの「森の音楽堂」で毎年恒例となっている『森の音楽会~小澤征爾と森のオーケストラ~』 を聴くためです。
〈サイトウ・キネン室内楽勉強会〉として、指導を受けた若手音楽家たちによる声楽・ピアノ&弦楽オーケストラなのですが、今回は弦楽オーケストラを小澤征爾さんが指揮するとのこと。

全席自由席なので音楽堂の前に行列を作って並びます。ここで今年も小澤幹雄さんとお会いできました。幹雄さんは小澤征爾さんの弟さんですが、ここでお会いできるのが楽しみになっています。
一昨年は家内が花束贈呈役を頼まれたり本を送って戴いたり、先日も小澤征爾音楽塾でお会いしたり、大変素敵な方なので夫婦でファンになっています。
[小澤幹雄さんと]                      [リハーサル風景]
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弦楽オーケストラの始まる前に、小澤征爾さんからお話がありました。小澤征爾さんの公演を昔から手伝ってくれていた方が10日ほど前に亡くなられたとのこと。今日の チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ ハ長調 op.48」の第3楽章(エレジー)をこの友人に捧げる、ということで、今日はいつも以上に気持ちが入った指揮ぶりでした。小澤さんの指揮と若手演奏家とが物凄い集中力で一体化したかの如く奏でられる音、美しさとエネルギーが会場全体を感動に引きずりこむようでした。

終わって、今日の宿泊は近くのペンション「Bersa rooms」(ベルサルームズ)
お洒落でくつろげる空間、広い窓からの景色、IKEAの食器など北欧風インテリア、美味しい料理。以前は奥志賀高原ホテルに泊まったけれど、一昨年からこちらがすっかり気に入ってしまい、毎年ずっと来ると予約しています。
本当はもっとゆっくりしたいのですが、明日ここから直接大宮へ帰ります。


小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト・X(東京文化会館 09.7.23) [音楽]

3043659小澤征爾音楽塾のオペラを見に、家内と東京文化会館へ行ってきました。 
 フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」全3幕
音楽監督・指揮/小澤征爾 管弦楽/小澤征爾音楽塾オーケストラ

管弦楽も歌も舞台も綺麗でした。子供のころに胸をときめかせた童話の世界を、年齢とっても昔同様に楽しめたのは、今回の舞台が良かったということでしょう。あるいは年をとると子供に戻ると聞いたことがあるけどそのせいかな?
キルヒシュラーガーとティリングのヘンゼルとグレーテル役コンビがよかった。オーケストラの出来も良かった。神奈川の第1回はもう一つとの評判でしたが初日で緊張のせいでしょう。
今日は充分に楽しむことができました。
このオペラのもととなった民話は、飢饉の時代に子供を捨てる物語でした。
そんな悲惨な時代でも、捨てた子供が救われて幸せになるという筋書きには、人の親としての願いが込められており救われる気持です。最近の方が救われない気持ちにさせられる事件が多いのは何故だろう?
フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」の音楽では、民族音楽的な香りが漂ってきます。民謡や童謡が取り入れられているのでしょう。子供達にはこういう音楽を聞いて育ってほしいものです。
演奏会の後はいつもいい気分。帰り道の夜空を味わえるようになったのは定年後の幸せです。


中村紘子 ピアノ協奏曲の夕べ (東京文化会館 09.7.7) [音楽]

今日は東京文化会館で中村紘子さんのピアノ協奏曲の夕べを聴いてきました。
六本木勤務の間はサントリーホールばかり行っていたので、東京文化会館は久しぶりです。
ここは、かなり前席から傾斜が上がっているしステージも低めで見やすい造りだと思います。
ピアノ/中村紘子  指揮/大友直人 東京都交響楽団
 モーツァルト ピアノ協奏曲第26番二長調「戴冠式」
三善晃    ピアノ協奏曲
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調
中村紘子さんならではの繊細さと力強さを持った演奏は、久し振りに聴いたけどやはり良かったです。50年もの長い間ピアニストとして続けてきている姿勢が立派です。
三善晃さんも客席最後列に来ておられて演奏終了後満場の拍手を浴びました。
最後は大好きなラフマニノフの協奏曲第2番、中村紘子さんの情感溢れる演奏に浸りきることができました。今日はピアノコンチェルトを3曲も聴けて大変満足です。


東京都交響楽団 定期演奏会(サントリーホール 09.5.26)       コバケン:わが祖国 [音楽]

5月といえばプラハの春を思い出します。プラハの春と言えばスメタナの「わが祖国」。今日はサントリーホールへ「わが祖国」を聴きに行きました。
今日の指揮者は、東洋人で初めて「プラハの春」音楽祭のオープニングコンサートを指揮した小林研一郎さん。あれは2002年、私が「プラハの春」音楽祭を聴きに行った2年後のことで、大変嬉しいニュースでした。
 スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全曲)
今日のコバケンさんは初めから力が入っていました。長い間東欧にいてプラハの春を振ったコバケンさんだから、きっとこの曲には思い入れがあると思います。
都響も良かった。どの楽器の演奏者も「わが祖国」での自分の役割を真摯に担っている感じで、気持のよい一体感が伝わってきました。コバケンさんが本当に愛しんで音楽をやっている、そんな空気に包まれた演奏でした。
「わが祖国」は特別に好きな曲のひとつで、今日はとても満足です。

サントリーホールを出て、一昨年前まで私が仕事をしていた会社のビルを懐かしく見上げたら、どの階も明るく電気が点いていました。まだみんな頑張って働いているのでしょう。

この日のコバケン「わが祖国」全曲のライブCDがEXTONより発売≫


山崎箜山(やまさき こうざん)の尺八 [音楽]

私の長男が切符を2枚送ってくれたので、今日は大宮ソニックへ「吉田兄弟」の三味線コンサートに行ってきました。上妻宏光さんのコンサートは3~4回行ったことがあるけれど吉田兄弟は初めて。若く力の入った三味線でした。
今回、サイドで演奏されていた尺八の音が素晴らしく美しく、独自の世界へ連れて行かれそうな不思議な魅力に溢れていました。
後で調べたら、北九州在住の尺八・土笛演奏家、山崎箜山(やまさき こうざん)氏で、第31回、33回都山流尺八本曲コンクール全国大会優勝。2005年文部科学大臣賞、宗家杯金賞、産経新聞社杯受賞。2007年文部科学大臣賞、宗家杯金賞、産経新聞社杯受賞。ニューヨーク・カーネギーホールにて「ユニセフ・チャリティショー」に出演………と物凄い方でした。
この尺八は是非また聞いてみたいものです。


日本フィルハーモニー交響楽団 さいたま定期演奏会(大宮ソニックシティ 09.3.27) [音楽]

小林研一郎さんと長女の小林亜矢乃さん、親子共演を聴いてきました。
指揮/小林研一郎 ピアノ/小林亜矢乃  日本フィルハーモニー交響楽団
・グリーグ/ピアノ協奏曲 
・チャイコフスキー/交響曲第5番
小林研一郎さんは、8年程前ハンガリーで初めてその名前を知りました。ハンガリーでこんなに有名になっている日本人の指揮者とは一体どんな人かと興味を持ったものですが、
ハンガリー国立交響楽団の音楽総監督・常任指揮者という凄い人でした。その後何年かして日本へ戻って大活躍されています。
今日の親子共演、亜矢乃さんは若いのに堂々とした演奏で、日本フィルも特別な纏まりを感じさせてくれました。終わった後の研一郎さんは幸せな父親の顔になってました。交響曲第5番はさすが小林研一郎さんという感じ。アンコールでは定番のダニーボーイを聴いて、満ち足りた幸せな気持にさせて貰って家路につきました。


フラメンコ発表会 [音楽]

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有楽町の読売ホールで家内のフラメンコの発表会がありました。私は2階の最前列に陣取って写真撮影。次男の彼女が台湾からちょうど来ているところだったので次男と一緒にやって来ました。
出番は3番目で、曲はセビジャーナスとブレリア。習い始めて4年ですが見られる様になってきました。今日まで何かと落ち着かなかったのですが、何とか無事に終わってホットしました。


村治奏一のアランフェス [音楽]

今日、村治奏一と読売日本交響楽団のアランフェス協奏曲を聴いてきました。お姉さんの村治佳織さんのコンサートは何度か行ったことがありますが弟さんの方は初めて。まだ少年のような顔をして登場したときはさほど期待していなかったのですが、始まった途端にびっくり。澄んださわやかな音の響き、管弦楽との一体感・協奏!! 思わず目を瞑って音に聞き入ってしまいました。
この演奏はそのうちテレビで放送されるらしいので、録画してまたじっくり聴きたいと思っています。

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ブリュッヘンのハイドン(すみだトリフォニーホール 09.2.11) [音楽]

すみだトリフォニーホールの、ハイドン没後200年記念 ≪ロンドン・セット≫は良かった。
フランス・ブリュッヘン指揮/新日本フィルハーモニー交響楽団
ハイドン/交響曲第96番 ニ長調「奇蹟」Hob.I-96
     交響曲第95番 ハ短調Hob.I-95
     交響曲第93番 ニ長調Hob.I-93
ブリュッヘンさんの指揮は以前サントリーホールで見て以来2年ぶりくらい。ご高齢で動きは小さいけれどしっかりした指揮振りでした。
ハイドンの曲がこんなに優美だったのかと知らされました。中でも95が好き、どうも私は短調のほうが感じやすいようです。
第三楽章メヌエットのトリオでチェロのソロがのびのびと綺麗でした。

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日本フィルハーモニー交響楽団 さいたま定期演奏会(大宮ソニックシティ 09.1.9) [音楽]

アレクサンドル・ラザレフさんが日本フィルの首席指揮者となりましたが、さいたま定期演奏会にて聴くことができました。
ラザレフ指揮/日本フィルハーモニー管弦楽団 
・チャイコフスキー:戴冠式祝典行進曲
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
・ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》

ラザレフさんの指揮を見るのは今回が初めてでしたが、魂のこもった躍動感のある指揮ぶりに惹きこまれてゆき、「新世界」では好きなボヘミアの情感にうっとり。そこへ続けてアンコールで大好きな「スラブ舞曲10番Em」を奏でられてはたまりません。すっかり酔わされてしまいました。満足です。


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